50歳だから冒険する!

ふと思うと、人生は折り返し点をすぎ・・。今日からは、できない理由は考えない、やりたいことはすぐやる、全部やってみる!その冒険の旅、第1日目は、延ばし延ばしにしていた新しいブログからスタートさせます!

東京春祭「ワーグナー」を聴きに行く。

4月7日、娘がエキストラで出演するワーグナー第2日『ジークフリート』の演奏会に出かけてきました。ワーグナーのオペラ初挑戦でした。以前から、聴いてみたいと言っていたところ、4月・5月が誕生日のわたしと主人に、チケットを買ってプレゼントしてくれました♫ 
生憎の雨模様でしたが、上野周辺はサクラが満開。新緑も鮮やかで、雨もまた良しの雰囲気でした。
今回は、演奏終了予定まで5時間。会場入りする前に、娘と静岡から駆けつけてくださった大切な友人、主人と共にランチ&デザートで腹ごしらえ。

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こんな可愛いお豆腐のデザートでした。ちょっとパンダっぽくないかも・・だけど。

そして、楽屋入りする娘と別れ、早めに会場となる東京文化会館へ。
入口には、もうたくさんの人が入場を始めていました。そして、入口ではブラスの演奏もあったようで、期待が高まります。ここでばったり、ワーグナー通の静岡の知人と会いました。休憩時間は、知り合いと一緒に、コンサートのことを語れるっていうのも良いものですね。本当に贅沢です。

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幕間も、カフェや軽い飲み物がいただけるよう、準備されていました。外国にいるような気分になってきます。

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ワーグナーブレンド第三幕という特別コーヒー豆が販売されていたので、ついついお土産に買ってしまいました。丸山珈琲×東京春祭のコラボ豆らしいです。どんな味なんでしょうか?
そうこうするうちに、開演も近づき、いよいよホールへ。

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ニーベルングの指環』〈ジークフリート〉は、ストーリーも分かりやすく、ドラマティックで、心配していた長丁場の時間も、あっという間のワクワクする時間でした。
今回は、演奏会方式でしたので、かえって歌と演奏に集中して浸ることができました。
(娘が弾いているのも、よく見えて大満足)
ヤノフスキさんの指揮が、知的にストイックで、それがN響の美しい緻密な演奏を存分に引き出して、素晴らしい演奏だったと思います。最高でした。
とりわけ、第2幕のドラマティックな感じが、とても好きでした。
ゲストコンマスのライナー・キュッヒルさんのヴァイオリンは、もうこの世のものとは思えないほどの美しさと厚み。ソロの演奏部分は、このままずっと聴いていたい〜時を止まれ〜!と心の中で叫んだほど。また是非、来日して演奏を聴かせてほしいです。

ジークフリートのシャーガーさんが、本物のジークフリートに見えてきました。歌だけでジークフリートを印象づけてしまえるなんて、すごいです。ミーメのシーゲルさんなど、他の歌手の方がたも、演奏の間ずっと迫力ある、完璧な歌声での熱演が続き、幕ごとにブラヴォーの嵐。なりやまないカーテンコールに、会場が一体になって、この日の演奏を心より楽しみました。
今回は綿密なリハーサル日程で、3月後半からの取り組みでしたが、昨日の10日をもって無事演奏の仕事を終えた娘にとって、素晴らしい経験になったと思います。
終演後は息子まで駆けつけてくれ、家族がそろう機会が持てる幸せを感じた早めのバースデーでした。

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今回のお土産プラス。銀座きくのやの吹き寄せ♡大好物なんです。笑

結局最後は食べ物かあ!!