静岡産オリーブオイル収穫祭! 食と音楽の楽しみは同じ
2016年静岡産オリーブオイルに乾杯!
先日、静岡市内にあるイタリアンレストラン「オステリア・ティアロカ」で、待ちに待った収穫祭がありました。今年できたてのほやほやオイルに合う最高のお料理。
シェフがこの日のために準備してくれているとあって、期待感でいっぱいです。
オリーブづくりにチャレンジへの道を開いてくれた「オリーブの木育ての親」のAさんも同席され、なごやかにエピソードなどお話しくださいました。
昨年絞られたオイルは、極めて少量で入手困難。
(今年もあっという間に完売だそうです。来年はたくさん収穫予定で楽しみです)
今年初めて口にした待望のオリーブオイルは・・。
乾杯ドリンクとして提供されました。
ああ、お・い・し・い!!
優しい大地のような豊かさ。生まれたての赤ちゃんのようなフレッシュさ。
なんとも言えない幸せと安堵に満たされ、みんなが笑顔いっぱいになりました。
農作物も音楽も、人の愛情にちゃんと応えてくれる。
きちんと信じて向き合い続ければ、教わることがいっぱいなのですね。
アルベキーナへの思い込みと衝撃
静岡産のオリーブは、アルベキーナ種だそうです。実はわたし、どちらかと言うと、このアルベキーナ種オイルが苦手・・だったんです。
でも、口に含んだ瞬間、そんな気持ちは吹っ飛びましたよ。
カルロス・クライバーのベートヴェンのような。
めったに出会うことができないあの感覚!
想像を超える素敵ななにかに出会ったときの、「幸せ・・」とため息をつくしかない瞬間。
本物を味わってみなければ、絶対わからない
これまで口にしたアルベキーナ種のオイルは、いくら良いコンディションで運ばれたとしても、日本に来るまでに時間がかかり、酸化が始まっていたのかもしれません。
収穫したてはこんな味だった!
世界で愛されているアルベキーナ種ですが、獲れたてを味わうことはこれまで叶わなかったわけです。
ここでも、音楽との共通点を見出しました。
中継されても、記録されても、ライブとはちがう。
時間もお金も使ってこそ味わえる喜び。
そこに行かなければ味わえない。永遠に記憶される感覚。生きてることが嬉しくなる瞬間。
今回、同席したメンバーは、スタート地点から代表の想いに共感し、収穫を祈り待ち望んできた仲間たちでした。
静岡産オリーブオイルの、断トツの出来栄えに心から幸せを感じ、楽しくも名残惜しい時間となりました。
「良い音楽は、美味しい」と感じるらしい
これは音楽をやっている娘が、たびたび口にしている言葉です。感性の原点は、同じ。
本当に良質のものは、心も体も浄化させてくれる力をもっていると思います。
良い音楽を聴いたあとは、気持ちよさに包まれて、満員電車さえ気にならないとか。笑
作る過程は、並々ならない努力と失敗の積み重ね。
プロの長い時間をかけた経験から生み出されるものだからこそ、ありがたい。
込められた愛情と想いに、心打たれるのですね。